ラグビーにおけるタックルで相手を倒しきる4ステップを解説

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ラグビー
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  • タックルの基本を知りたい方
  • タックルが苦手な方
  • 初心者にタックルのイメージを伝えたい方

この記事では、ラグビーにおけるタックルで相手を倒しきる4ステップを解説します。

初心者の方や、タックルで人を倒す仕組みを理解したい方は参考にしてみてください。

ローポリの3Dラガーマンを使って解説します
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ラグビーにおけるタックルの目的とは

ラグビーにおけるタックルの目的とは、ボールキャリアーの動きを止めることです。

最悪倒しきれなくても、ボールが止まる、あるいは後ろに下げられれば目的は達成されます。

ただ、DF側のナイスタックルはボールを奪い取るチャンスを作り出します。

DFが得意なチームはDF時に前進することを意識しているほど、タックルを重要視しています。

タックルは防御手段でありながら、前進する攻撃性も備わっているのです。

タックルでけがしないための注意点

タックルは派手で賞賛されやすい反面、とても危険なプレーだと理解しておいてください。

オーストラリアや英国の最近の研究によると、ケガの58%がタックルによって起きているそうです。

深刻な後遺症を残さないためにも、筋トレはもちろん、ケガの可能性を避けるための知識を身につけましょう。

タックルに入る瞬間、特に意識してほしいことは↓の3つです。

  1. 首を縮めて、首と肩で『レ』の字を作る
  2. 脇を閉めて、相手にぶつかった瞬間、手と腕は地面と水平に両手パンチする意識
  3. 逆ヘッドしない
注意点 1 2 参考画像

タックルで相手を倒しきるための4ステップ

ここからはタックルで相手を倒すための4ステップをご紹介します。

タックルは様々な種類がありますが、今回はボールキャリアーが真っ直ぐ突っ込んできたと想定します。

タックルとは、相手のバランスを崩して倒す行為なので、試合では基礎に加えて工夫も必要です。

可能なら2人1組でボールキャリアーとタックルを交互に、ゆっくり動作を確認しましょう。

慣れてきたら一通り流れで練習し、少しずつスピードとパワーを上げてください。

ボールキャリアー役の立ち方について

ボールキャリアーは肩幅より広く歩幅を広げ、タックルを受ける側の足を出して、衝撃に耐える姿勢を作ってください。

力はある程度抜いて、タックラーが感覚を掴めるようバランスを取りましょう。

タックルの姿勢を作り、ボールキャリアーの腰あたりを狙う

初めの練習はボールキャリアーに向かってタックルできる範囲までゆっくり歩きましょう。

今回は右肩でタックルするので、右足が間合いに入ったらタックルの姿勢を作ります。

ヒット➡ドライブでバランスを崩す

姿勢ができたら、足を同時に伸ばし、ボールキャリアーの腰へヒットしましょう。

インパクトが強ければ強い程、相手はバランスを崩しやすくなります。

この段階で、左手はボールキャリアーの右ひざ裏を引き上げ、自分の体に密着させましょう。

そうすれば、ボールキャリアーは片足立ちとなり、さらにバランスを崩しやすくなります。

右手は、届くならボールキャリアーの左ひざ裏に、届かなければ一旦腰を捕まえましょう。

その状態で足を動かし続ければ(ドライブ)、ボールキャリアーの左ひざを捕まえられるタイミングが来ます。

バインドしてボールキャリアーの両ひざ裏を自分の体に引き上げる

ボールキャリアーの左ひざ裏に腕か手が届いたら、バインドして自分の体に引き上げましょう。

これでボールキャリアーの足の動きを完全に止められます。

両腕で上方向に引き上げる力、首の右側で圧力を付けたら、倒しきるまで地面と水平にドライブしましょう。

倒しきるまでドライブする

相手の両足を封じたら、倒しきるまで足を動かして(ドライブ)しましょう。

可能であれば、そのままオーバーに行けるように倒すことを意識してください。

真っ直ぐ、自分が上になるよう倒しきると、ターンオーバーを狙いやすくなります。

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