母親との関係を劇的に改善!ストレスが激減した考え方と話し方

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悩み
  • 母親が嫌い
  • 母親と喧嘩するの疲れる・・・
  • 感情的すぎて全然会話にならない・・・
  • 母親が馬鹿すぎると感じる・・・
  • できることなら母親と仲良く接したい

こういったお悩み、ありませんか?
私も同じような悩みを持っていました。

私は今まで母と2人になると、
1週間ほど会話しないような喧嘩を月に1回は起こしてました。
それも小さな、本当に小さなきっかけです。

「いくらなんでも面倒くさいな・・・」と思った私は、
母に対する考え方と話し方を変えました。

その結果・・・なんと!1年以上大きなけんかをすることなく、生活できたのです!

ここでは私が実行した母親と1年以上喧嘩しなかった考え方と話し方をご紹介!

同じような悩みを持つあなたに、1つでも参考になればうれしいです。

一度にすべてを試そうとしないでください。
「すぐにできそうだな!」と思ったものをいくつか試して、
「効果があった!」と感じたら、またここに戻ってきて下さい。

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なぜ今まで、私と母は喧嘩ばかりしていたのか?

少し”ジャスコ”で買い物していこうか?

買い物に行くのは良いけど、”ジャスコ”じゃなくて今は”イオン”ね

何でそんな細かいこと毎回毎回指摘すんの?鬱陶しいわまじで。

これは、ある日私と母が大喧嘩したきっかけの会話です。
こんな、何の役にも立たない小さなことで大喧嘩になったんですから恥ずかしいものですね・・・

あなたはこうした、些細なことから大喧嘩になったこと、ありませんか?

この会話だけでなく、私と母が喧嘩していた主な原因は
ずばり・・・

母の考えや言動を指摘・批判したことです。

あなたも母親との会話を思い出してみてください。
どちらかが指摘や批判をしたことがきっかけになっているはず。

逆に言えば、指摘や批判さえやめれば、多くの喧嘩を避けることができます。

「それができたら苦労しねーよ!大体母親のほうが話にならないんだよ!」
なんて、あなたは思っているかもしれない。

気持ちは大いにわかります。
きれいごとで解決するなら悩んでないですよね。

なので、この先は母親と喧嘩しないための考え方についてご紹介します。

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母親と喧嘩しないための考え方

人は本能として自己正当化を自動で行うもの

人は本能として自己正当化を自動で行うものだと心得ましょう。
”私は悪くない!間違っていない!”と思いたい生き物なのです。

私も、あなたも、あなたの母も、犯罪者ですらそうです。

ニュースを見てこう思ったことはありませんか?
「なんでこんなことしたんだろ?普通ダメだってわかるやろ」

私もよくそう思います。
ただ、彼らには彼らなりの理由が必ずあるのです。
それが世間的に正しいかは関係ありません。
”自分にとっては正しい行い”なのです。

あなたとあなたの母が言い合いになるとき、
”自分の正しさ”を押し付けあっていませんか?

押し付けあった結果疲弊し、互いに譲らず、
”いかに自分が正しいか”の証明に全力を挙げます。
正論パンチならましで、罵詈雑言、挙句に暴力といった手段に走ります。

”相手にとっての正しさは、事実存在していること”を認める。
良好な会話はそこから始まります。

人は変えられない、「変わりたい!」と思わせる手助けまでしかできない

人は”こうしたほうが損or得する”と自ら思ったことだけを行動します。

”損得勘定抜きで行動する”というのは有り得ない、ってのが私の持論です。
人間が行動するとき、漫画やアニメのキャラですら、損得勘定が働いています。

漫画やアニメでよくありますよね?
「自分が傷ついても誰かを守りたい」という主人公の感情・行動に敵が驚いたりします。
「馬鹿な!そんな雑魚を守ってなんになる!?損得勘定もできないのかあいつは!?」って。
これは結局主人公の中で、
”主人公が傷つく<仲間の安全”という損得勘定が働いているのだ、
と私は思っています。

話を戻しましょう。
人が行動するとき、自分がしたいと思ったことしか行動しません。
その時必ず損得勘定が働いています。

決して他人の言葉だけで、人は変わりません。
他人の言葉を受け入れるかは本人次第なのです。

血縁者でも、他人です。
同じ身体でもないし、同じ精神の持ち主でも、同じ経験もありません。

痛い、苦い言葉を無理矢理飲み込ませようとすると、敵認定されるのは当然です。
お互いエネルギーの無駄遣いに終わります。

どうしても人を変えたいなら、
「変わりたい!」と思わせる言葉を使い、会話を組み立てるまで。
それでも、「変わりたい!」と思わせる手助けまでが限界です。
損得勘定の天秤は揺らせても、他人が確定させることはできません。

私もそうでしたが、「母の性格を正す」という考えはやめたほうが良いです。
ここに、”自分を変えたほうが楽”の本質があると思います。

対立しない、隣に座っている話す感覚を持つ

会話するとき、隣に座っている話す感覚を持ちましょう。
対立関係になってはなりません。

恋愛指南書などを読んでみると、
『対面に座るな!バーとかで横並びに座れ!』と書いていることがあります。

これはまぁ、ボディタッチしやすいというのもあるのでしょう。
ただ、「敵ではありません。私は同じ目線に立つあなたの仲間ですよ」
というアピールもあるのだと思います。

誰が相手でも、もちろん母親相手でも同じです。
対立せず、同じ目線でもものごとを見れる仲間としての意識で話す。

円滑なコミュニケーションでこの意識は大いに役立ちます。

感情の波を作らない、高ぶったら感情の損切り

感情の損切は非常に役立ちます。

損切とは、投資関係の専門用語で、
持っている株が一定の損を出したら自動的に売ることを言います。

私は感情でもこの考えが役立つと考えました。

イライラしたり、不安になることは大損です。
思考力を奪い、解決策も組み立てられず、自分を蝕み、相手も変えられない。
いうなればLose-Loseの関係です。

自分なりに損切りラインをイメージしてみてください。
私の場合は、”一言目の語気が明らかに強まったと感じた”ところです。

これを感じとった瞬間、感情の損切をします。
伝えるのが難しいですが、すん・・・ってなる感じです。
深呼吸し、ゆっくり二言目を話す意識を強めます。

使い始めは難しいですが、
自分なりに損切のトリガーを見つけられれば簡単にできるようになるでしょう。

これができるようになれば、感情をある程度フラットに保つことができます。

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メンツをつぶさない

母としてのメンツをつぶさないように気をつけましょう。

たとえ自分にとっては冗談のつもりでも、
相手にとっては地雷だったなんてことよくあります。

あなたの母にとって、あなたはいつまでも子供です。
嫌な言い方をすれば、ずっと下の立場なのです。

部活の先輩だろうが、会社の上司だろうが、下の人間からメンツを潰された憎悪といったら凄まじい。

生きている限り一生忘れないでしょうし、復讐を考えることもあるでしょう。
それは母も同じこと。

喧嘩したとき、いつまでも昔のことを引っ張り出す人がいます。
それは凄まじい憎悪のためです。
他人にとっては些細な事でも、自分にとっては〇したいくらいの感情であることがあります。

憎悪に支配された相手と会話なんて基本成り立ちません。

たとえ冗談のつもりでも、メンツを潰すような言葉は使わないようにしましょう。

相手の立場に立って考える

こう考えることを癖づけてください。
「もし私があの人の立場だったら、同じ行動を取っただろう。
 あの人はあの身体、精神、環境、経験を通じて、この事実を創り出したのだから。」

事実そうなっちゃってるから否定しようがない。
だから相手のことを理解しようとできる。

前述したとおり、人の行いはすべて、自分にとっては正しいことなのです。

それを否定してしまうことは、理解しようとする姿勢を捨てることに等しい。
相手を理解しようとしなければ、相手の地雷を踏む言葉を使いかねません。

相手の立場に立って考える。
相手の”自分にとっては正しいこと”の存在を事実として認める。

これができるようになると、仕事、特に営業でも大いに役立つことでしょう。

過去と未来を、鉄の扉で閉め出せ

過去と未来を、鉄の扉で閉め出しましょう。
過去は死んでいて、未来はまだ生まれてすらいない。
これらを考えて不安になるなんて、何の役にも立たない。
今日一日の枠の中で生きましょう。

これは『道は開ける』という、悩みと戦う方法を学ぶ本、
その第1章で紹介された内容を私が要約したものです。

過去はもうどうにもならない存在です。
思い出して嫌な気持ちになるくらいなら、自分から切り捨てましょう。

私たちは今日一日しか生きていません。
その日の体調、境遇、天気でさえ違う。

過去を思い出すとき、「もし○○が~~だったら違ったのにな・・・」と思います。
これは無駄なんです。
だって過去の事実として、当時の条件下では正しいと判断したものだから。

確定した事実を変えることはできません。
解釈は変えることができますが。

ただ、解釈を変えることができるのは今の自分だけです。

確定した事実、死んでしまった過去、どうにもならないもの、考えては感情を揺さぶるものは切り捨てて楽になりましょう。

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母親と喧嘩しないための話し方

間違いを指摘しない・批判をしない

間違いを指摘しない・批判をしないことを徹底しましょう。

相手の間違いを正したり、自分の意見が正しいことを証明するのは気持ちがいいものです。
ただし、批判や非難はどんな愚か者にもできます。

賢い人の条件に、「余計なことを言わない」というのもあると思いませんか?
何かを言う前に、本当に言って損しないかを考える、それも賢さの1つだと思うのです。

『でも』『いや』『それは違うくない?』←口が裂けても言ってはいけません。
それは試合開始のゴングと同じです。

安易な対立を避けるためにも、間違いを指摘しない・批判をしないよう徹底しましょう。

「そうかもね」「なるほど」「可能性はあるね」から話し出す

話し始めは、否定も肯定しないか、肯定できることから言葉にすることを意識してください。

たとえ、母のほうが明らかに間違っていても、です。

私がよく使う言葉は以下の通りです。

  • それはそう。ただ、
  • それもある。
  • まぁそうともいう。
  • その可能性もあるね。
  • なるほど。
  • 言いたいことはわからんでもない。
  • ~ってところは合ってるかもね。

「~ってところは合ってるかもね。ただ、~って考え方もあるかもよ?」とか。
「まぁ~○○ってことかもある」とかを意識して多用します。

どうしても自分の意見を言いたいなら、「ただ、」を接続詞として意識してください。
接続詞として逆接(でも、いや)を多用しすぎる人は嫌われます。

否定も肯定もしない言葉の後に使うのです。
「ただ、」と話し始めれば、自分の意見が相手に届きやすくなります。

会話はターン制であることを徹底する

会話はターン制であり、自分の話は短く、相手の話は遮らないことを徹底しましょう。

突然ですが、あなたは遊戯王というカードゲームをご存じですか?
あのゲーム、嫌われるやつの特徴がはっきりわかるんです。

嫌われる特徴とは何なのか?
それは・・・・

ずっと俺のターンをする奴と相手のターンに妨害しまくる奴です。

カードの効果だし、あれは戦いですので百歩譲って遊戯王なら自己満デッキも妨害デッキも許されます。
嫌われますが。

話を戻します。
会話においても、自分の話ばかりする奴と相手の話を遮る奴は嫌われます。

もう一度言いますが、
会話はターン制であり、自分の話は短く、相手の話は遮らないことを徹底しましょう。

言葉を短くすることを意識する

伝える言葉は短くすることを意識しましょう。
それだけで伝わりやすくなります。

余計な言葉を使わない技術は、コミュニケーションについて重要な技術です。
といっても難しい。
私も毎日鍛錬しているような状況です。

心の中で「これは言わなくてよくね?」「これ言ったら地雷踏みそうじゃね?」と自問自答しています。
何かを言う前にあなたも自問自答してみてください。

言葉を削いで伝える、意識してみてください。

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ゆっくり話すことを意識する

ゆっくり話すことを意識しましょう。

感情が高ぶれば高ぶるほど、人は早口になります。
イライラしたとき、相手の勢いに勝とうとエスカレーションして爆発することのなんと多いことか。

会話がしたいなら、早口になるのは悪手です。
たとえ相手のほうが早口になってきてもです。
聞き取れなくなるし、自分で自分を急かすことになる。

こちらがゆっくり話すことで、相手もペースを上げにくくなります。

相手が自分の言葉を聞き取りやすいよう、
そして使う言葉を選ぶためにも、意識してゆっくり話しましょう。

間まを取ることを意識する

を取ることを意識しましょう。

文章で書くなら、
「それは・・・まぁ・・・そうでしょうね」みたいな『・・・』のようなものが間です。

体感1秒くらいの、これを使うことでゆっくり話しやすくなり、言葉を選ぶ時間ができます。

デザイン本にもありますが、会話でも余白をうまく利用できたほうが良いのです。

をうまく使って、会話のテンポ、言葉の選別をコントロールしましょう。

自分の意見を言うときは断定をやめて「○○かもしれない。」を多用する

自分の意見を言うときは、断定するのをやめましょう。
「○○かもしれない。」を多用したほうが無難です。

よく「○○に決まってるやろ!」とか「常識やろ!」とか「当たり前やろ!」とか言っちゃう人がいます。
思い出してください、そういう言葉を使う人が間違っていた時、何をしますか?

自己正当化です。
あらゆる理屈をこねて「自分は悪くない」言い訳を作り上げます。
そして、こういう人は大抵嫌われます。

あなたは、家族だからと気を抜いて、強い言葉を使っていませんか?
無意識に断定の言葉を使っているから、母と喧嘩しているかもしれません。

もし意見が対立した場合でも、「○○かもしれない。」をうまく使うと気が楽になりますよ。

自分が間違っていても、「私が間違ってたわw」と素直に受け入れやすくなります。
自分の間違いを認められる人は、周囲からも一目置かれやすいです。

普段の会話から、断定の言葉を使っていないか、意識してみてください。

意見を言うときは自分の立場を少し下に置く

意見を言いたいときは、自分の立場を少し下に置くと伝わりやすいです。

たとえば「私が間違ってるかもしれないけど・・・」という前置きです。
かしこまった言葉だと、「恐れ入りますが・・・」とかのイメージでしょうか。

母のメンツも守りつつ、本当に自分が間違っていても予防線として機能します。

対等、あるいは上から目線で意見すると、それだけで話を聞いてくれなくなります。

特に自分の専門分野について話すときは要注意。
無意識に上から目線になりやすいです。

常に自分の立場少し下に置くことは、処世術としても大いに役立つでしょう。

言い争いしそうになったら「まぁいいや、ところで・・・」と話題を変える

言い争いになりそうになったら話題を変えましょう。

議論で勝つことはできません。
どちらも自分の正しさを押し付けあって、ますます自分の考えに固執するからです。

エネルギーの無駄です。
無駄は損切り、次の話題に行きましょう。

また、人は2つのことを同時に考えることはできません。
だから話題を変えるのです。

ニュースでもいいし、今日の晩御飯の話でも、スポーツの話でもいい。
とにかく相手が別のことを考えるように仕向けましょう。

「まあいいや、ところで○○についてはどうしようか?」と聞くだけで、相手も大抵は乗ってきます。

相手が議論する気満々なら、「この話、続けても役に立たなくない?お互い疲れるだけじゃない?」と論点をすり替えましょう。

議論は避ける、徹底するとものすごく気が楽になりますよ。

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母親の態度や言動にイライラした場合の対処法

6秒間心の中で完全に見下す ※絶対に態度や言葉に出さない

アンガーマネジメントって知っていますか?
6秒間黙れば怒りが静まるとかいうやつ。

とはいっても、黙ってるだけで怒りが収まるなら苦労しませんよね?
そう思って私が考えた6秒間の使い方が・・・

6秒間心の中で完全に見下す、です。

これは母親でも、どんな人でも有効ですが、
感情を抑えるための一時のみでしか使ってはなりません。

これを常態化してしまうと、今まで積み上げたあなたの信用が、
いつか一気に崩れ去ります。

「批判や非難はどんな愚か者にでもできる。この人はまだ愚か者の部類で、私は違う。」
「この年になってまだ感情を制御できないのか、人間関係の勉強をしている私側で軌道修正するか。」
「人間関係の勉強をまともにしたことないとこんなんになるのか。こうならないようさらに学ぼう。」

何でもいいです。
ただし、絶対に言葉や態度に出してはなりません。
難しいことですが、これは絶対です。
少しでもにじみ出れば、相手はそれを感じとります。

私は6秒間、目を横にそらしたまま、口元を手で隠し、鼻でゆっくり静かに深呼吸します。
息を吐きだすときにゆっくりと話し出します。

自分が母親よりもカースト上位者であるという感覚になれば、アホの相手などやる気が失せます。
この感情を利用して、イライラに歯止めをかけましょう。

いつもの0.5倍速くらいの会話スピードを徹底する

何を言うかより、会話スピードをできる限り遅くすることを徹底しましょう。

言い争いがヒートアップするのは、お互い早口になるからです。

どの本だったかは忘れてしまいましたが、
クレーマー対応のマニュアルにも、徐々に会話スピードを落とすテクニックが紹介されていたはず。

何より私自身、この有用性を実感しています。

「な、る、ほ、ど、・・・ま~・・・そ れ で も い い・・・ともいえるかもね。」
みたいな感じでしょうか。
はじめは違和感が強いとは思いますが、スピードを制御するようになれば慣れてきますよ。

会話のスピードを落とす意識、普段の会話から徐々に試してみてください。

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まとめ

一度にすべてを試そうとしないでください。
「すぐにできそうだな!」と思ったものをいくつか試して、
「効果があった!」と感じたら、またここに戻ってきて下さい。

これを読んでいるあなたは、少しでも母との関係を良くしようと考えているはず。

それだけであなたは前に進み始めたわけです。
後は試行回数を増やし、対人関係の技術を血肉としていくのみ。

あなたが、あなたの母と良好なコミュニケーションができることを祈っています。

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参考にした書籍

人を動かす 著者:デール・カーネギー

↓気が向いたとき文字で読み返す用

↓作業をしながら振り返る用(Audible)

特に参考にした部分
  • 人を動かす三原則
  • 人間の本質
  • 人の顔を立てる
  • ゆっくりと話す
  • 断定をやめる
  • 議論に勝者なし

道は開ける 著者:デール・カーネギー

↓気が向いたとき文字で読み返す用

↓作業をしながら振り返る用(Audible)

特に参考にした部分
  • 今日一日の枠の中で生きよ
  • 悩みとは何か?戦う方法は?
  • 損切の思考法

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