首を鍛えれば、スクラムでもタックルでも強くなれる!
ここではそんな、2人組で鍛える首の筋トレ方法について解説します。
- スクラムで勝ちたい!
- タックルでバインドを強くしたい!
- ケガしにくくなる身体を作っておきたい!
ということであれば、参考にしてみてください!
プロップにおいてなぜ首の筋トレが重要なのか?
なぜ、首の筋トレが重要なのか?
それは・・・
スクラムで楽々勝てるようになるからです!
たとえ相手より身体が小さくても、首の取り合いでさえ勝てばスクラムでは勝てます。
実際私は、身体がでかいだけの相手には勝ってきました。
スクラムは、8人全員が姿勢をしっかりとキープし、全員の力を伝えて押し込むセットプレーです。
プロップは”支柱”という意味ですから、スクラムで一番姿勢を崩してはならないポジション。
逆に言えば、相手プロップの姿勢をいかに崩すか、がスクラムでの勝敗を決めます。
そこで、プロップは首の取り合いが重要になるのです!
自分の頭を相手プロップの左胸に差し込み、上に持ち上げる。
差し込むためには首の取り合いで勝つ必要があります。
イメージに近いのはカブトムシでしょうか。
相手の首を折り曲げてしまえば、姿勢は丸まり、”支柱”の役割を果たせなくなります。
首の取り合いで勝てば、スクラムは異常に楽になるし、負ければ息も苦しくきつくなる。
スクラム以外にも、下半身不随などの大けがするリスクは下がり、タックル時のバインドも強くなるというメリットも。
だからこそ、首はしっかりと鍛えるべきなのです!
首の筋トレ方法
絶対に守ってほしい注意点
負荷をかける側は、
急に力を抜いたり、
無理矢理一気に押し返すといった行為は
絶対にやめてください!
ふざけてこれをやる人が時々いるのですが、まじで大けがにつながります。
負荷を受ける側も、一気に力を入れるのはやめましょう。
首のケガは一生残る後遺症になりかねません。
練習するときもおふざけは節度を持つよう心掛けてください。
首後ろ側の筋トレ 例
慣れるまでは同じペースを10回できるように頑張りましょう。
まずはきちんとやりきる経験を積むべきです。
慣れてきたら、負荷も上げつつ、
- きちんと目線は上がっているか?
- 腰が地面すれすれまで下がっていたりしないか?
- 力を一気に入れすぎていないか?
などを細かく注意しつつ、場合によってはやり直しもさせましょう。
首横側の筋トレ 例
首横側の筋トレは、左右どちらもしっかりやらないとバランスが崩れます。
まぁ、とはいっても、プロップは右側面が強くなってしまう宿命ですがね。
横向きにするので、力を入れようと姿勢が崩れやすいのもポイント。
あまりにも姿勢が崩れるのなら、負荷のかけすぎかもしれません。
結構練習しているのにぶんぶん身体を動かしているなら、やり直しさせます。
あくまで首の横側を鍛える練習ですので、身体はなるべく動かさないようにしましょう。
どのくらいの頻度でするべき?
週に2セットくらいの頻度がベターでしょうか。
私が高校時代、それくらいの頻度だったと思います。
きっちり鍛えて、休ませるときは休ませる。
筋肉を肥大化させるために、休養も重要な要素です。
とはいえ、毎日できそうならそれでもいいでしょう。
亀の姿勢と1日ずつ交互に行うのも、スクラム強化にはいい頻度かもしれません。
首を鍛えて強くなろう!
首を鍛えれば、スクラムでもタックルでも強くなれます!
プロップであれば、試合で楽に勝つためにも首の筋トレはとても重要です。
日々鍛えて、強いプロップを目指しましょう!
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