【第二章】プロップとして1試合まるまる出られるようになる

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ラグビー

もし私が今からプロップ育成をするなら・・・という内容で書いているブログです!

  • これからラグビーを始め、基礎を知りたい方
  • プロップを始めようとする方
  • プロップの育成に悩んでいる方

の参考になればうれしいです!

本ブログの目標は、『自信を持ってトライを狙いに行けるプロップに育てること』。
そのための中間目標と方法を、私の経験や調べたことからまとめていこうと思います。

さて、今回の目標はこちら!

今回の目標
  • プロップとして1試合まるまる出られるようになる!

ルールや戦術への理解が古かったりするかもしれませんがご容赦を。

それでは始めます!

  • 高校で3年、大学で4年、社会人の草ラグビー部で3年ラグビーを経験
  • 大学までの7年間、80kgない身体で1番(左プロップ)をメインにプレー
  • ピークの成績は花園ベンチメンバー
  • 高校時代にはFWリーダー、大学時代には学生コーチのようなものを経験
  • 現在はラグビーを引退し、脱サラして農家
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なぜこの目標なのか?達成するとあなたはどうなるのか?

プロップとしての基礎を学ぼう

プロップとしての動きの基礎は、1試合まるまる出るとわかりやすくなります!

特にセットプレーとDF、オーバー、そして何よりスタミナ管理です。

あなたがスタミナお化けなら、1試合全力でプレーし続けてもいいでしょう。
しかし!
基本的にスクラムやモールが多ければ多いほど、フィールドプレーの質は自然と下がるものです。

プロップは専門職なので、よっぽど戦力が充実していないと交代はないと思います。
となると、スタミナ管理は重要な概念なのです。

1試合フル出場することで、どこで全力を出すべきかの感覚がつかみやすくなるでしょう!

この時期のAT参加は基本オーバーのみでいい

この時期のAT参加は基本オーバーのみでいいです!

AT参加はまず、DFやセットプレーで味方の信用を積み上げてから考えることにしましょう。

とはいえ、ATでもやるべきことはあります。
それが、オーバーでの参加です。

オーバーは地味なプレーですが、これが上手くできると≒サポートがしっかりできているいうこと。
場合によってはオフロードパスなどでチャンスに絡めます。

ATの細かいことについては次章で紹介します。
ここではとにかく、DFやセットプレーで味方の信用を積み上げることを優先です。

1試合まるまる出られるようになったら、とにかくあらゆる基礎の試行回数を増やしましょう!

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この目標を達成するために必要なこと

1番(左プロップ)のスクラムの組み方と役割

スクラムにおいて
1番(左プロップ)の仕事はロックやフランカーの力を敵3番に伝えることです!

プロップって、”支柱”という意味らしいです。
なので、プロップが折れたらスクラムが崩壊し、崩したほうの反則となります。

スクラムで勝つためには8人全員の力を無駄なく伝えられるか、がカギとなります。
プロップは首筋トレと亀の姿勢を徹底することが求められます。

相手の首を取れるようになれば、スクラムは結構楽になるでしょう。

スクラムからの8単や89で攻めてくるチームには、左プロップ側だけ押し込むのも重要です。

とにかく、スクラムで強くなるために筋トレと亀の姿勢を日々練習しましょう!

ラインアウトでの役割

プロップのラインアウトでの役割は、

  • 可能な限り早くジャンパーを上げきること
  • モールの壁役をすること
  • 一番前でボールをもらうこと

ジャンパーを早く上げるためには、スクワットの動きが必要で、全身の筋肉で上げきりましょう。
初心者にありがちなのが、腕の筋力だけで上げようとすることです。
何回も練習し、先輩方からも動きを確認してもらって、精度を高めていきましょう。

場面によってはモールの壁役をやることもあるでしょう。
モールの壁役になったら、敵DFに割られないよう、味方としっかりバインドする意識が必要です。

そして、「あかん!ラインアウト全部競られて取られる!」という状況。
こういったときは、1回ぐらいしか使えませんが,

一番前のプロップがスロワー側に振り向いて、直でもらう
→すぐラックを形成するという作戦
もあります。
ボールキープを最優先にした作戦ですね。

ラインアウトはサインや作戦を覚えるのが大変ですが、重要なセットプレーです。
少しずつ技術を磨いていきましょう!

モールの考え方と役割

モールの考え方について、

  • ATは”点”で押して側向きに回す
  • DFは”面”で押してタッチライン側に追いやる

筋力・体重に明らかな差があれば、ATもDFもパワーで勝てます。
とはいえ、パワーが拮抗した場合は組織だったプレーができるチームに軍配が上がるでしょう。

プロップの仕事は、

  • ATなら壁役として味方とバインドし、固める
  • DFなら相手モールが内側に回らないようにコントロールする

感じです。

スクラムもですが、モールも連携がものをいうプレーです。
チーム全体で、理解と練度を高めていきましょう。

DFの立ち位置と追い方

プロップはDF時、原則ピラーかポストに立ちましょう!

ピラーとは、ラックに一番近い両サイド。
ポストとは、ピラーの隣です。

まずはSHの持ち出しを警戒し、その後FW直を警戒、BK展開されたら、内返しのパスを警戒する。
新たにラックが出来そうになったら、またピラーかポストに着く、を繰り返しましょう。

プロップはどうしても、DFラインで遅れがちです。
DFラインを整えるためにも、プロップは可能な限りラックの近くに寄ったほうがいいです。

ATのランコースとオーバーの入り方

ATは、相手DFラインに沿って移動することを意識しましょう!

ATはとにかく体力管理、メリハリが大事です。
1試合フル出場するなら、ATでの参加こそコントロールしやすいプレーです。

もちろん、「サボっていいよ」と言ってるわけじゃないです。
「チャンス時に全力出すためにコントロールしろ」ということです。

特に、次のラック地点を予測して、ランコースを短くできればめちゃくちゃ楽になります。
だからこその、”相手DFラインに沿って移動”なのです。

移動で楽して、オーバー入るときに全力を出せるようにしましょう。

上手くいけば、トライチャンスに絡めるかもしれません!

キックオフでボールが飛んできたら

キックオフでボールが飛んできたら、もちろんキャッチして、味方の近くでラックを作りましょう!

ハイパンなどのボールをキャッチできるようになるには、やっぱり試行回数を増やしたほうが良いです。
慣れないと取れません。

ボールのキャッチはきっちりジャンプして取れるように練習しましょう。
空中にいる間はタックルされないはずなので。
とはいえ、万が一空中タックルされてもいいように、日々の柔軟ストレッチはしておいたほうがいいです。

実力がつくまではノックオンを避けるため、半身でキャッチすることを私はおすすめします。
キャッチに自信がついたら、まっすぐ競ってキャッチしに行ってもいいと思います。
↓イメージしやすい参考動画

ボールをキャッチしたら、味方の近くでラックを作りに行きましょう。
ヒットしに行くときは、ダブルタックルを食らわないよう、比較的軽そうなDFを狙うことも忘れずに。

キックゲーム時に意識すること

プロップがキックゲーム時に意識することは、とにかくDFラインを崩さないことです。

オフサイドのルールを守りながら、横としっかりと連携し、網を張りましょう。

最悪なのは、DFの間を一発で抜かれること。

プロップは特に抜かれがちなので、
味方にスピードを合わせてもらうか、
プロップだけで第二のDFラインを構築するか、チームで決めておいたほうが良いです。

足の速いやつが全力で飛び出して、プロップが遅れて抜かれた時、プロップが怒られます。
できることとできないことをチームで確認しておくべきです。

最低限知っておくべきルール

1試合フル出場するためにも、FWに関連するルールは最低限学んでおきましょう!

もちろん、BK関連のルールも知っておくと役に立つこともありますが、それは追々。
セットプレーやブレイクダウンなどの基本・FW関連のルールを覚えるのが先です。

学んだら、実際に反則取られて反省し、覚える、の繰り返しでルールは身につきます。
「何がいけなかったのか?」「どうしたらOKプレーだったのか?」はレフリーや先輩方に教えてもらえると良いでしょう。

今ならYouTubeやサイトで学びやすくなっています。
少しずつ、しかし確実にルールを身に着けていきましょう。

ネットで調べると、イラスト付きで詳しく書かれているものもあります。
↓のJ SPORTSのページは結構参考になるでしょう。

参考 ルール解説 | ラグビー | J SPORTS【公式】

動きで確認したければ、YouTubeで検索すると見つかりやすいかもしれません。

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今回のまとめ

今回のまとめ
  • プロップとして1試合まるまる出られるように基礎とスタミナ管理を学ぼう
  • DFやセットプレーで味方の信用を積み上げよう

目標を達成したら次に進みましょう!
1つずつ確実に身に着けることで、あなたは自信を手にすることが出来ます。

わからなくなったらまたここに戻ってきてください!
何事も試行錯誤の回数があなたを成長させてくれます。
無論、私の考えだけでなく、周りの先輩や動画で打開策を探すのも1つの方法です。

あなたが自信を持ってプレーできる日を願っています!

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